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CEO Blog 山瀬明宏のブログ

ソーシャルの時代と言われ続けているが、本質的な意味を誤解している人が多い。

youtube-stars-shine-brightestVarietyの調査で、十代に最も影響力を与えたトップ10の上位がメジャーなハリウッドスターではなく、ユーチューバーであるという結果が出た。
この調査結果は、ソーシャルの時代を反映するアイコン的なネタなので、あっちこっちのメディア、スタートアップイベントで登場していて既に見ている人も多いだろう。
マスメディアの時代からソーシャルの時代に変わった。テレビを見るのではなく、流しながら、タブレット、スマホをいじるといった行動パターンをイメージすると、”あー!いるいる!そういう奴!”といった感じでわかりやすいかもしれない。
日本の中学校でもトークネタが”昨日のヒカキンのあのネタ。。。”だったりする。
ソーシャルの時代と言われ続けているが、本質的なこの意味を誤解している人は意外に多い。認知を広めるためのツールとして、今まで使っていたマスメディアからソーシャルメディアにチェンジまたは追加すれば媒体効果が得られるという話ではない。
ソーシャルメディアとは、いわゆる昔からあるリアルでの口コミが、舞台をネットに移してちょっと伝わりやすくした仕掛けに過ぎない。対面、電話、メールなどのツールよりも、気軽に、簡単に伝えやすくなっただけ。つまり、伝言ゲームを究極に効率化したツールだ。決してマスメディアよりも凄い魔法の杖ではない。
起こる現象としてはリアルでも伝わるような、”ネタになるような情報”、”価値の高い情報”だと爆発的な速度で伝わる(拡散する)。
つまり、ソーシャルの時代の主役は、メディアではなく、コンテンツ。鍵を握るコンテンツにもっとフォーカスすべきだ。ポイントは2つ。
拡散するコンテンツの必須条件はクリエイティブであること。とても当たり前の話だが平凡な情報は誰も伝言したいと思わないからだ。
また、もう一つのポイントが、コンテンツのコンペティターが多いということ。最近では10秒動画まで現れて、誰でもより気軽にネット上にアップできる環境が整い、ネットにはコンテンツが溢れており、競争は激しい。
結論としては、マスメディアの時代よりも、より創造的な、イノベーティブな、より個性的なオンリーワンのコンテンツをつくらないとダメだという事。逆に言えば、尖ったコンテンツをつくれるクリエイターには最良の時代であるとも言える。ユーチャーバーのヒカキンはその典型だし、うちのアーティストのericaもマスメディアを使わずにオリコン上位に入った。
個の能力が問われるクリエイターの時代。ワクワクする。

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