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共感を持たれる動画とは〜批判が大きい民主党のCM動画が解き明かす〜

スクリーンショット 2014-12-15 10.00.26平成25年4月19日、公職選挙法が改正されてインターネットを使えるようになった。今回の選挙は動画が盛りだくさん。YouTubeに阿部首相の顔が現れた時は驚いた。
テキストよりも画像、画像よりも動画がより訴求力が高いという事はウェブサービスのトップ画面ではもはや常識。民主党のサイトではアクセスした瞬間から動画、動画、動画で、ちょっと過剰と思われるぐらいだが、動画の活用は正解だ。

 

ただ、動画は訴求力が高いが、時代が求めている空気感とずれた絵にしてしまうとマイナスのイメージを持たれやすいので、慎重につくり込む必要がある。

 

ネット上でネガティブな意見が多かった民主党のCM動画「女性の味方編」は時代の空気感という切り口では少し感性がずれていたのかもしれない。

 

今年は、アベノミクスの3本目の矢である起業、独立を促進させようとベンチャーに対する政策の効果なのか、今年の上場数は80社、5年連続の増加と盛り上がりを見せている。
10%前後の起業率を持つ米国に対して日本は5%前後。半分だ。起業率を高めることによって、産業が活性化し、新しいビジネスモデルがうまれやすくする事によって経済を活性化するというシナリオは米国のレコードを見れば疑いの余地はなく、すでに多くの経済人が認識している。

 

この環境下で、クラウドソーシングの登場なども追い風となって、大企業に依存することなく起業や独立によって複数の組織に足を入れる2足のワラジ的生き方も肯定されるような空気感が高まっている。事実、副業を認めている先進的な企業も増えている。

 

このような空気感の中で、オールドエコノミーの時代の大企業を連想される執務室や制服。社会では男性よりも立場的に弱い事を連想させるような女性を主役として、大企業への依存する生き方が夢であり目標とすべきであるという絵は明らかにずれており、時代錯誤な印象を与えているように思う。

 

一方、米国のスタートアップが作った多機能クールボックスのCoolestは、現在のアメリカのライフスタイルの空気感を見事に取り入れた動画で世界最大のクラウドファンディングKick Starterで史上最高金額を調達することに成功した。民主党とは対象的だ。
どうやら、時代が持っている空気感の扱い方次第で動画の効果に明暗ができると言えそうだ。

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