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CEO Blog 山瀬明宏のブログ

Facebook×Meetupが持つ力〜コミュニティが大企業を怯えさせる〜

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インターネットが上陸した1995年以前の日本は、マスメディアを使えるかどうか、言い換えればマスメディアに広告を出せる資金の有無で企業の勝敗が決まっていた。逆にいえば、資金さえあれば、どんなモノでもそこそこ売れた。

 

以前のブログでも書いたようにマスメディアよりもインターネットが強い影響を与えるようになり、お金がなくても認知が得られるようになった。
結果として、お金がある大企業だけでなく、地下で地味に活動していた凄まじい数のお金がない優秀な脳が表舞台で活躍できるようになった。お金ではなく、”脳の質と数の勝負”になったわけだ。

 

注目したいのは、オンとオフのSNSによって優秀な脳がつながる仕組が強化された事。個の脳をつないで価値を高める仕組が機能し始めたことだ。

 

優れたコミュニティが産まれ素晴らしいアウトプットを出るようになった。オープンソースなどはその典型だ。

 

また、2001年にScott HeifermanがオフラインのSNSであるMeetup(ネットワーキングとナレッジシェアを目的として特定のテーマを切り口にして集まる飲み会)を設立してからオフラインでのコミュニティも増えてきた。

 

活字にできない、文字にするのに抵抗があるようなナレッジをシェアできるのがオフラインの最大の強みだ。

 

楽曲マーケットでライブの市場が拡大している事が象徴しているようにデジタルが普及すればするほど、その対極にあるリアルへの欲求が高まる。

 

オンラインでの欲求不満をオフラインでは解消しているというわけだ。結果として強力なナレッジシェアの場であるオフラインのコミュニティがさらに活性化され、最高のパフォーマンスを持った優秀な脳がつながっていったようだ。

 

複数の脳の活用という視点で考えた場合、上下の人間関係により脳が萎縮しやすく個々のパフォーマンスが毀損しやすい垂直型の大企業よりも、フラットな人間関係となっているコミュニティの方が同じ脳の数でも高いパフォーマンスを出しやすい。

 

今後、FacebookなどのオンラインSNSとMeetupなどのオフラインSNSの活性化によって、シェアオフィス、コワーキングスペース、シェアハウスなどのコミュニティをつくれる”リアルな場”が、優秀な脳をつないで高いアウトプットを産み出し、トップダウン型の大企業に大きな影響力を与えていく可能性があり目が離せなくなりそうだ。

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