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スタートアップイベントの評価から与える効果は限定的〜適度な広報効果が得られる最小の露出にすべき〜

treeここ数ヶ月集中的にスタートアップイベントを眺めて思った。どのイベントも評価されるスタートアップの顔ぶれが同じで評価されているスタートアップは実態以上に華やかでクールに見えるという事。

ネタは面白いが事業化まで多くのハードルを抱えているスタートアップに対して高過ぎる評価を与えている事が多い気がする。

高すぎる評価を与えられたスタートアップ、特に事業経験が無い若い起業家は、このまま、なんとなく走り続ければスケールしていけるような気になる。高すぎる評価が勘違いさせているのだ。

1年ぐらい経つと、新規性が失われてイベントのネタとしても盛上がらなくなるので、彼らは放置プレイとなる。この時点で、イベントで評価されメディアに騒がれていた過去とは違う、数字がついてきていない目の前の現実を味わう事になる。

特にテックハードウェアの場合には、どんなに斬新な商品コンセプトを考えプロトタイプまでつくれても、その後、流通、プロモーション、商品管理、資金調達、アフターケア、組織マネジメントの問題がその何倍の大きさで待っている。
これらをすべてクリアしなければ、メーカーとしては成立せず、マネタイズできない。

イベントでの評価によって得られる広報効果などは限定的で意外と小さいと認識した方がいい。

大勢のギャラリーの前で評価される時間は気持ちいいが、持ち上げられている時こそ、浮き足立たないように自分を律して、イベントに出る時間は抑え気味にして、事業化に向けて本当にやらねばならない事に時間を充てるべきだろう。

ポイントは適度な広報効果が得られる最小の露出にすることだ。

しっかりとネクストステージに駒を進めてしっかりと売上、利益を出し安眠できる生活を手に入れる為に。

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