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世界のロボット稼働数が語る日本の未来〜13年で144倍以上となった中国〜

スクリーンショット 2015-03-02 18.34.30日本には、ファナック、川田テクノロジーズ、川崎重工業、セイコーエプソンなどの世界をリードする産業用ロボットメーカーに加え、パーツメーカーもハーモニック・ドライブ・システムズ 、ナブテスコ、ヒーハイスト精工、マブチモーターなどがあり、世界的に厚みがある。ロボットは日本のお家芸と言われる由縁だ。

 

国際ロボット連盟の資料によると、日本の産業用ロボットの稼働数は2000年が39万台で、2013年が約30万台。減少はしているものの2013年時点では米国を抑えて世界1位だが、中国は、2000年にわずか900台だったのが2013年には13万台を超える数が稼働しているのだ。なんと13年で144倍、爆速での追い上げだ。このペースだと2015年現在、もしかすると既に追い抜かれているのかもしれない。

 

 

産業用ロボット稼働数が意味している事は、単純な組み立てなどは中国が握っているが、人でできない高い生産性および高度な組み立てラインでは、日本は世界1位であるということだ。

 

この領域も中国に取られると、次に想定されるのが、工場だけでなく技術もキャッチアップされロボットエンジニアリングという視点でも追い抜かれるというシナリオだ。思いっきり島国根性だが、とても、残念な結果だ。

 

モノづくり日本の象徴として、センサー技術×機械技術×ソフトウェア技術といった複合技術で実現させるロボットが持っている高度なエンジニアリングを単に技術力だけで終わらせずに、是非、未来を変えるワクワクするような新しいビジネスモデルに転化して欲しい。中国に完全に持って行かれる前に。

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