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CEO Blog 山瀬明宏のブログ

劣悪なマイナス環境を生き抜く力を持った大企業経営者は多くない〜スモールビジネスのすすめ〜

ks-itlia成長が見込める市場で、急成長が見込めるビジネスを行うスタートアップ。ファウンダーは会社の設立時から他人の資金でスタートして、睡眠時間を削って、寝袋+弁当生活で短期間で成長させて、ベンチャーキャピタルから数千万、数億、数十億の資金を調達して、成長を加速させて、株式公開または事業会社への売却を行って、資金提供者に恩返しをする。シリコンバレーを軸にして、キャピタル、メディアが騒いでいるエコシステムの世界だ。

対して、サラリーマンから脱出して、企業に頼らない、自分の足でしっかり立って生きるのが、フリーランスを含めたスモールビジネスだ。起業当初はスタートアップもスモールビジネスも同じに見えるが、根本的に違う。

スモールビジネスはほとんどが限られた自己資金だけでやっていてせかす株主がいない。縛られない生き方であり、爆発的な成長は狙わない。
マイペースで生きていけることに最大の価値がある。大儲けを求めず、そこそこの収入で、理不尽な組織の都合によるストレスを溜めることなく精神的に豊かな生活を送るための選択肢だ。

スタートアップばかりがフォーカスされがちだが、数では圧倒的にスモールビジネスの方が多い。日本はスモールビジネスで支えられているのが実態だ。生き方の問題なので、全然アリだ。ちなみにナレッジソサエティでは、主にスモールビジネスにフォーカスしてシェアオフィス・コワーキングスペースを提供している。

生き方としてサラリーマンを否定するわけではないが、サラリーマンの大きな価値になっている”安定”というキーワードは、消滅する方向なのは確実なので、今自分がいる企業の体質、経営者をしっかりと見定めた方がいい。
ちなみに、リクルート時の社長面接は、逆に社長を見極めるための場としてオススメだ。変われる体質を持っている、変わる気持ちがある経営者であるかどうかがポイントだ。

日々の生活に追われていると、10年先の未来など考える機会はないし、リアリティが無さ過ぎて考える気もしないかもしれないが、がむしゃらに働きさえすれば暮らせた右肩上がりの時代とは明らかに違う。2020年のオリンピックが終わるタイミングと東京都の人口減少が重なる。今、我々がいる日本は、本当にヤバイという事を認識して、環境の変化を知るために客観的なマクロの数値を中心とした情報をしっかりとチェクすべきだ。

特に人口減少と高齢化がもたらすマイナス影響は、すさまじく大きいので、資本力がある大企業も大きな影響を受けるのは間違いない。
買う人が減る国、働く人が減る国。老人が増える国。犯罪者が増える国。マクロの数値を俯瞰的に眺めれば、生き残るのがいかに大変なことかが理解できるだろう。同時に、安心して自分の人生を預けられる経営者、企業は限られるという事にも気付くはずだ。

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