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CEO Blog 山瀬明宏のブログ

2018年のキーワードは音声UI、AI、ICO、ライブEコマース(2)

DSC_2001前回に引き続き書きたいと思う。コンシューマーの購買行動には、目的買いと衝動買いがあり、目的買いは、明確な目的を持った消費なので、検索→購買が便利で検索できるネットとの相性が良いが、衝動買いは検索型のECとは相性がよくない。

リアル店舗での買い物は、”週末に自由が丘に行こう”であり、”週末にキャンドルを買おう”とはならない。目的が”モノ”ではなく”街”となっており、自由が丘の駅を降りた瞬間に、買うものを探しはじめ財布が積極的に開いている状態となる。散策しているときに、雑貨店”私の部屋”で偶然、かわいいキャンドルを見つけて買うというパターンだ。自宅を出る時には、キャンドルを買う気なんて無いのに、街に買わされたのだ。

ちなみに、感性訴求によって衝動買いされやすい街を意図的に作って大成功したの1985年、サンディエゴの再開発で生まれたショッピングセンター、ホートンプラザが最初だと言われている。

メルカリ「メルカリチャンネル」、Candee「Live Shop!」、Base「BASEライブ」と3社がライブECを開始したライブECは、この感性訴求型の衝動買いと相性が良さそうだ。

既存のECは、目的買い商品中心だが、ライブECはモノではなく、”○○さんがやるから見る”といった具合に”街”の代わりに”人”になった。しかもYoutuberのように、一方通行ではなく、イントラクティブになっている点が大きな進化だ。偶発的に提案された商品を楽しみながら購入できる。

リアルでしか作れなかった感性訴求型の衝動買いをネットに移植することによって、検索型ECで売りにくい感成訴求型の商品が売れるようになるという意味で注目だ。
リアルの場合、八王子では売れないが、自由が丘では売れるといった具合に街がポイントだったが、ライブECでは”人=インフルエンサー”がポイントだろう。Youtuberやインスタグラマーのようなインフルエンサーが産まれてきそうだ。

ICOについては次回。

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